投資をしていると、「結局何を買えばいいの?」という話になりがちです。ですが、今回は少し違う角度から考えてみます。

この10年で一番伸びたものは何だったのか。そして、その裏にはどんな需要があったのか。数字よりも、人や国が何を欲しがっていたのかを見てみましょう。

この10年で伸びたのは金と米国株だった

ざっくり言うと、

・金

・S&P500

・オルカン

が大きく伸びました。逆に米国債は堅実ではありましたが、資産の増加という意味では控えめです。では、なぜ金と米国株だったのでしょうか。

金の需要は「国家」だった

昔の金は宝飾品のイメージが強かったと思います。ですが近年の金価格上昇を支えたのは、むしろ各国の中央銀行でした。ロシアへの経済制裁。中国とアメリカの対立。世界は少しずつ不安定になっていきました。

そこで各国が考えたのは、「ドルだけ持っていて大丈夫だろうか」ということです。結果として、多くの国が金を買いました。つまり金の需要は個人投資家ではなく、国家だったのです。

米国株の需要は「未来への期待」だった

一方で米国株。こちらは少し違います。世界中のお金が、

AI

クラウド

半導体

テクノロジー

に集まりました。人々は、「未来はもっと便利になる」と考えたのです。その期待が、アメリカの巨大企業に資金を集めました。つまり米国株の需要は、未来への期待。だったと言えるかもしれません。

中国は金を買い、アメリカは技術を育てた

振り返ると面白い構図です。

中国は金を集めた。

アメリカはAIや半導体を育てた。

結果として、金も上がった。米国株も上がった。どちらが正しかったというより、それぞれが違う戦略を取った結果なのかもしれません。

では次の10年は?

ここからは完全に僕の想像です。AIはまだ始まったばかりです。ですが、AIが本格的に普及すると、人間がやっていた業務を補助するサービス

通信

インフラ

データセンター

電力設備

送電網

こういったものへの需要が増えるかもしれません。AIは賢いですが、電気も通信も必要です。ドラえもんのように動きまわれる個体と頭脳を持つ人口生命体が現れる前に、その裏側を支える人や設備が必要になる。そんな気がしています。

まとめ

この10年で伸びたものを見ると、金は国家の需要。米国株は未来への期待。という見方ができます。投資というとチャートばかり見てしまいますが、本当に大事なのは、「誰が何を欲しがっているのか」なのかもしれません。次の10年。世界は何を欲しがるのでしょうか。それが分かれば、次の勝者も見えてくるのかもしれません。

👉️プロフィール トータルライフプランナー ダボ猫

資産形成と節約を軸に、無理なく続けられるお金との付き合い方を発信しています。投資も節約も、派手なテクニックより「需要を見ること」が大事だと考えています。

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