休職や心療内科という言葉を聞くと、自分には関係ないと思う人も多いかもしれません。私もそうでした。

しかし実際には、ある日突然壊れるわけではありません。

今振り返ると、身体はかなり前からサインを出していました。

最初に異変を感じたのは睡眠です。夜中に何度も目が覚める。最終的には一時間おきに目が覚める状態になりました。当然、朝になっても疲れは取れません。

その頃から朝起きると下腹部が痛い日が増えました。

さらに日中は常に動悸がする。

何もしていないのに心臓だけが走っているような感覚です。

それでも当時は、「疲れているだけだろう」「そのうち治るだろう」そう思っていました。ですが、症状は改善しませんでした。そして心療内科を受診することになります。

人生で初めてのことでした。その後、

休職。

傷病手当金を受給しながら生活することになります。しばらく休養し、3〜4か月後に復職しました。ただし完全復活ではありません。残業制限付きの勤務でした。そしてここからが意外と大変でした。復職したから終わりではないのです。通院は続きます。

僕の場合、そこから約2年間通院しました。

当時は土日休みだったため、通院は毎回土曜日。しかも予約制ではない心療内科でした。朝に受付を済ませても診察は昼頃。一度帰宅しても結局2〜3時間待ちは当たり前でした。土曜日の予定はほぼ入れられません。

診察代が約3,000円。

薬代が約2,500円。

合計すると1回あたり約5,500円です。隔週通院だったので年間およそ14万円。2年間で約28万円になります。

もちろん健康のためには必要なお金です。ですが、時間もお金も決して小さな負担ではありません。だからこそ今思うのです。

本当に大事なのは、心療内科へ行くことではなく、その前に気づくことだと。

睡眠がおかしい。

朝から身体が痛い。

動悸が続く。

休日でも疲れが抜けない。

そんな状態なら、一度立ち止まって考えてみてほしいと思います。

そして、もう一つ伝えたいことがあります。おそらく多くの人は、原因が分かっています。僕も今振り返れば分かっています。ただ、その原因から離れられない。生活があります。家族もいます。住宅ローンがある人もいるでしょう。転職が怖い人もいるでしょう。だから我慢してしまう。現に休みの終わりの日の午後に胸がギュッとなる人、明日はどこへ行く日ですか?誰と会う日ですか?わかってるんですよ。

僕も同じでした。ですが、身体が完全に壊れてからでは選択肢が減ります。転職活動もできません。新しいことを考える余裕もありません。だからこそ、まだ動けるうちに準備しておくことが大切だと思います。

転職活動でもいい。資格取得でもいい。生活防衛資金を作ることでもいい。とにかく選択肢を増やしておく。それだけでも心の余裕は違います。

僕の場合、その後転職しました。そして結果的に症状は消えていきました。正式に完治と言われたわけではありません。ただ、転職後は普通に眠れるようになり、動悸もなくなりました。気づけば病院へ行かなくなり、薬も飲まなくなっていました。もちろん、これは私個人の経験です。原因も症状も人それぞれ違います。

ですが一つだけ確かなのは、身体は壊れる前から必ずサインを出しているということです。もし今この記事を読んでいる人が、

「最近眠れない」

「なんとなく身体がおかしい」

「休みの日も回復しない」

そう感じているなら、無理はしないでください。私が伝えたいのは、休職が悪いことではないということ。そして本当に大変なのは、壊れるまで我慢してしまうことだということです。

心療内科に通い始めると、お金も時間も思った以上にかかります。だからこそ、そうなる前に気づいてほしい。それが実際に休職と通院を経験した私の率直な感想です。

👉️トータルライフプランナー ダボ猫

節約、資産形成、転職、副業など「人生を少し楽にする工夫」を実体験ベースで発信しています。派手な成功談はありません。その代わり、失敗や遠回りの経験ならたくさんあります。このブログでは、誰かが同じ失敗をしなくて済むように、できるだけ正直な体験談を書いています。

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