僕は投資を始めてから、答えが変わりました。今なら迷わず、制度に軍配を上げます。
もちろん会社は大事です。
給料を払ってくれる。
社会保険もある。
経験も積める。
だけど投資家目線で見ると、会社には大きな弱点があります。それは、
他人の評価で全てが決まること。
昇進。
昇給。
ボーナス。
役職。
どれも最終的には会社や上司の判断です。頑張ったから必ず報われるわけではない。景気が悪ければ賞与は減る。部署が変われば評価基準も変わる。上司ガチャなんて言葉が生まれるくらいです。
一方で制度はどうでしょう。
iDeCo。
新NISA。
ふるさと納税。
給付型奨学金。
高額療養費制度。
これらは、条件を満たして申請すれば使える。上司の機嫌も関係ない。会社の業績も関係ない。営業成績も関係ない。
勉強して知っている人が使える。ただそれだけ。
これは投資家から見ると、かなり魅力的です。なぜなら、再現性が高いからです。
例えば新NISA。
20年間会社で頑張って昇給を待つ。もちろん素晴らしいことです。でも同時に、毎月3万円を積み立てていた人はどうでしょう。
仮に年利5%なら20年後には約1,230万円。その利益には税金がかからない。これは個人の能力ではなく、制度そのものの力です。
iDeCoも同じ。掛金は所得控除。運用益も非課税。受取時も控除がある。税金を払わないのではなく、国が合法的に「払わなくていいですよ」と言ってくれている。
投資家からすると、これを使わない理由を探す方が難しい。
給付型奨学金もそう。昔の奨学金は借金でした。苦学生、家計は火の車。でも今は違います。奨学金がある。無利子もある、条件を満たせば返済不要だってある。数百万円単位の支援を受けられるケースもあります。
知っているか。知らないか。人生を分けるのは、努力より情報かもしれません。
もちろん誤解してほしくない。会社で頑張ることは大切です。仕事を覚える。信頼を積み重ねる。収入を増やす努力をする。これは資産形成の土台です。
ただ、その上で思うのです。会社の評価だけに人生を賭けるのは、少し危険じゃないかと。
投資の世界には有名な考え方があります。トマ・ピケティが提唱した、R > Gという考え方。
資本収益率は経済成長率を上回る。簡単に言えば、労働だけで増える速度より、資産や制度を味方につけた方が早い。という話です。残酷ですが、歴史は何度もこれを証明してきました。
だから僕はこう考えています。仕事は真面目にやる。でも人生を賭けるのは会社じゃない。努力に裏切られた経験もたくさんして来たし、そういう人もたくさん見てきた。だから会社で稼いだお金を、制度に乗せる。時間に働いてもらう。資産に働いてもらう。これが普通の人が資本主義を味方につける方法なんじゃないかと思っています。
会社員として働く。投資家として考える。案外、この組み合わせが一番強いのかもしれません。
👉️プロフィール トータルライフプランナー ダボ猫
「ダボ猫チャート|資産形成と暮らしの記録」を運営。低コストインデックス投資を軸に、家計改善や暮らしの工夫を発信しています。
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