現在、有給消化中。次の仕事が始まるまで、ちょっと時間があります。そこで今回は、投資仲間でもある後輩の指導を受けながら、
10万円程度の資金でスイングトレードを実験してみました。
先に現在の状況を見てみます。楽天証券の画面では、

資産合計 100,130円そして楽天銀行に、4,212円あります。合わせると、104,342円。
10万円を元本として始めたので、単純計算では+4,342円です。「おお、10日で4,000円儲かったじゃん!」……と思った方。ちょっと待ってください。
ここ、株を始めたばかりの人には結構重要です。
+4,342円=4,342円使えるわけではない
現在、現金として置いてあるのは、
楽天証券の預り金:約9,000円
楽天銀行:約4,200円
合わせて、約13,200円。
じゃあ残りの約9万円はどこにあるのか。
株です。
つまり、「10万円が10日で13,000円増えた!」という話ではありません。現在の資産総額が約10万4,000円で、そのうち約9万円は株式として保有しています。
株は現金と違います。今10万円の価値がある株でも、明日には9万円になっているかもしれない。逆に11万円になっているかもしれない。だから今回の結果は、「10万円を運用して、現在の資産評価が+4,342円になっている」くらいに考えるのが正確です。
そもそもスイングトレードって何?
スイングトレードとは、株を長期間保有するのではなく、数日~数週間程度の株価の値動きを利用して売買する投資手法です。
僕は後輩から教えてもらいながら、
「この辺りなら買ってもいいかな」
↓
「上がったから売ろう」
↓
「今度はこっちが安くなった」
↓
「じゃあ買ってみよう」
という感じで実験しています。
ダボ猫的に分かりやすく例えるなら……小松菜トレードです。
スーパーに行って、
「今日は小松菜が100円か。安いから買おう」
↓
翌日120円になった。「じゃあ売ろう」
↓
今度は小ネギが180円。「こっちのほうが安いじゃん」
↓
買う。
↓
200円になった。「じゃあ売ろう」
……これを株でやっているような感覚です。もちろん、株価は野菜ほど単純ではありません(笑)。
やってみて分かった。「上がると思う」は危険
ここで、今回教えてくれている後輩の経験も紹介します。後輩はガチでデイトレード、スイングトレードをやっています。
ある株を買った。そして株価が上がってきた。普通なら、「よし、利益が出た。ここで一旦利確しよう」となるところ。
でも、「まだ上がるんじゃないか?」と思って、そのまま持っていた。ところが……
暴落。
せっかく含み益が出ていたのに、一気に状況が変わる。これ、スイングトレードの怖いところだと思います。
含み益は「利益」だけど「お金」ではない
ここが今回の記事で一番伝えたいところです。株を買って、
10万円になった。
↓
11万円になった。
画面を見ると、+1万円。
でも、その1万円はまだ確定していません。そこで、
「もっと上がるだろう」と思って持ち続ける。
↓
株価が9万円になる。
すると、さっきまでの+1万円は消えて、今度は**−1万円**です。
もちろん、株価が再び上がる可能性もあります。でも、「上がると思った」ことと「上がったこと」は違う。
さらに、「含み益」と「確定した利益」も違う。
今回、自分でやってみて、ここはかなり実感しました。
スイングトレードは「売る判断」も投資
長期投資の場合、「今日は下がったけど、10年後はどうかな」という考え方ができます。でもスイングトレードは違います。「ここで買った」だけでは終わらない。「どこで売るか」まで考える必要があります。
上がった。
↓
もっと上がるかもしれない。
↓
欲が出る。
↓
売らない。
↓
暴落。
このパターンは普通にあり得る。だから、利確するというのも立派な判断なんだなと感じました。
そして、下がりっぱなしも普通にある
もちろん逆もあります。「ここなら安いだろう」と思って買う。ところが、さらに下がる。また下がる。「そのうち戻るだろ」と思って待つ。すると資金がその株に固定される。これがいわゆる資金拘束。次に「これはチャンスかも」と思う株が出てきても、使えるお金がない。僕も現在某国内株で資金拘束を抱えています。笑。利確しなきゃいい、でもマイナス。これいつまでよ?って応援混じりのハラハラが続きます。

今回、現金として使えるのが約13,000円しかないのを見ても分かります。残りは株として市場にいる。この感覚は、実際にやってみないとなかなか分からないと思います。
株価を見られる時間も必要
もう一つ感じたこと。スイングトレードは、時間を使います。株価が動けば、「今売る?」「もう少し待つ?」「損切りする?」という判断が必要になる。僕は現在、有給消化中なので、比較的スマホを見る時間があります。でも普通に仕事をしていて、朝から夕方までスマホを触れない。帰宅してから株価を確認。その時には大きく動いていた。……となると、なかなか難しい。
もちろん指値や逆指値などの注文方法を使えば対応できます。それでも、自分の時間と精神力を使う投資方法だということは実感しました。それでも、
少額なら面白い
じゃあスイングトレードはダメなのか?僕はそうは思いません。少額なら結構面白い。10万円程度なら、「多少失敗しても勉強代」という感覚でできます。もちろん10万円だって大切なお金です。だから、生活費や必要なお金でやるのは違う。あくまで、なくなっても生活に影響しない範囲の余裕資金。このくらいの距離感がいいと思います。
利益が出れば嬉しい。失敗すれば勉強。それくらい。
僕は本命の株を長期で持ちたい
今回やってみて、逆に自分の投資スタイルも分かりました。僕はやっぱり、本命の株は長期で持っていたい。今回のスイングトレードは、「長期で持ちたい株がずっとアップダウンしてる。その隙間で少し利益を取ってみよう」という感覚に近いです。
だから、スイングトレードを投資の中心にするつもりはありません。あくまで少額の実験。
時間をかけるなら、やっぱりインデックスなのか
そして最後に思ったのが、時間を使うなら、やっぱりインデックス投資も強いよなということ。
現在は円高方向に動けば、米国株式を円換算した評価額には逆風になります。S&P500やオルカンを持っている人からすると、「下がった!」となる局面もあります。
でも、長期投資なら毎日の値動きを追い続ける必要はありません。
一方、スイングトレードは、株価を見る時間そのものが必要です。
どちらが正解という話ではありません。ただ、「投資にどれだけ自分の時間を使うのか」という視点は、結構大事なんじゃないかと思います。
ダボ猫の結論
10万円を元本に、スイングトレードを実験してみました。
現在の資産は、104,342円。
元本10万円に対して、+4,342円。
ただし、これは「4,342円を現金で儲けた」という意味ではありません。
現在、現金として使えるのは、約13,200円。
残りの約9万円は、株です。
株の評価額が変われば、この数字も変わります。
そして今回、後輩の「上がると思って利確しなかったら、その後暴落した」という経験も聞いて、「含み益がある=儲かった」ではないことも改めて感じました。
スイングトレードには、利益を取れる可能性がある一方で、判断する時間も必要だし、資金拘束もある。そして、当然ながら損をする可能性もあります。だから僕としては、少額なら、勉強としてやってみるのは面白い。
でも、これを本業のように考えるのは別の話。本命は長期投資。そのうえで、余裕資金の一部でちょっと遊んでみる。今の僕には、それくらいがちょうどいいようです。
■blog ダボ猫チャート
■著者プロフィール ダボ猫
※本記事はダボ猫自身の投資経験を記録したものです。特定の銘柄や投資手法を推奨するものではありません。株式投資には元本割れのリスクがあります。投資判断はご自身の責任で行ってください。著者プロフィールダボ猫「工夫次第で誰でもできる少額投資」をテーマに、投資・資産形成・節約・仕事・家族のお金など、実体験をもとにブログを書いています。投資のプロではありません。だからこそ、初心者目線で「実際にやってみたらどうだった?」を記録しています。長期投資を基本にしながら、少額の株式投資や今回のような実験も楽しんでいます。
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