前回の記事では、販売員として見えた資本主義の仕組みについて書きました。

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企業が本当に欲しいもの。それは、一度きりの売上ではありません。毎月働き、毎月返済し、長く利益を生み出してくれる契約です。車や住宅ローンを組むことで、未来の自分の労働力を約束する。それが資本主義の一つの仕組みだと、僕は販売の現場で感じてきました。

では今回は、その逆の立場について書いてみます。

資本主義というルールの中で、利益を支払う側ではなく、利益を受け取る側になる方法です。

答えは、とてもシンプルです。

株主になること

たった一株でも株主です。インデックスファンドを少額ながら持っていても、市場へ参加していることに変わりありません。企業が利益を上げれば、その価値は株価へ反映される可能性があります。

つまり、企業の成長を応援し、その恩恵を受ける側に回るということです。

僕がインデックス投資を好きな理由は、平等だからです。

会社では、人によって給料が違います。役職も違います。学歴も違います。人間関係で評価が変わることもあります。

でも市場では違います。同じ商品を持っていれば、同じ割合で増え、同じ割合で減ります。100万円持っている人も。1000万円持っている人も。利益率という「係数」は平等です。

もちろん金額は違います。元本が大きい人の方が利益も大きい。でも、それは種銭を作った結果でもあります。

我慢して貯めた人。無駄遣いを減らした人。リスクを理解した上で市場に参加した人。その努力が、そのまま結果につながりやすい世界です。

もちろん、いいことばかりではありません。暴落もあります。何年も含み損になることもあります。眠れなくなる人もいます。だから、誰にでもおすすめできるものではありません。

それでも、市場に残り続けた人たちは、世界経済の成長の恩恵を受けてきました。

世界株式インデックスやS&P500指数は、長期では年率おおむね7~10%前後で推移した時期がありました。もちろん未来も同じとは限りません。暴落もあります。長い停滞もあるでしょう。

しかし、そのリスクを受け入れ、市場に居続けた人が受け取ってきたリターンでもあります。

僕は投資が好きなのではありません。資本主義の仕組みが好きなんです。

販売員として働いていると、お客様がお金を使うことで企業が利益を得る姿を毎日見ています。だったら、自分もその利益を受け取る側に少しだけ回ってみよう。そう考えるようになりました。

資本主義では、お金を使う人も必要です。働く人も必要です。企業も必要です。そして、企業へ資本を出す株主も必要です。そのどれが偉いという話ではありません。ただ、選べるのであれば。僕は一生「利益を支払う側」だけではなく、「利益を受け取る側」にも少しだけ立っていたい。そのための一歩が、インデックス投資でした。

👉️プロフィール トータルライフプランナー ダボ猫

販売の現場で働きながら、資本主義の仕組みや資産形成について発信しています。投資は魔法ではありません。だからこそ、「商品を選ぶ前に、仕組みを知ること」を大切にしています。

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