朝、目が覚める。「……仕事か」これ、ありませんか?僕はあります。
特に朝は、まだ何も起きていないのに、頭の中だけ先に仕事が始まっている。今日の仕事。人間関係。昨日のアレ。今日やらなきゃいけないこと。朝からそんなことを考えていると、家を出る前からちょっと疲れてしまいます。
そこで最近、僕がやっている小さな改善法があります。通勤中に音楽を聴く。たったこれだけです。
朝の憂鬱を「音楽で治す」のではない
最初に言っておきます。これは音楽療法の話ではありません。「この音楽を聴けば憂鬱が治ります!」そんな話でもありません。僕自身がやってみて、「これ、朝の通勤に結構いいな」と思っただけです。
ただ、僕が選んでいた曲を並べてみると、ちょっと面白い共通点がありました。それが、
BPMとキーです。
BPM120前後は「歩くテンポ」に近い
BPMというのは、簡単に言えば、1分間に何拍あるかという数字です。BPM120なら、1分間に120拍。つまり1秒に2拍です。僕の朝プレイリストには、BPM120前後の曲ばかり入っています。
最初は単純に、「このくらいのテンポの曲、なんか気分がいいな」くらいに思っていました。
ところが調べてみると、BPM120前後というのは、人間の歩行テンポにも近い。つまり、自分が「アップテンポで気持ちいい」と感じていた音楽が、歩くリズムとしても馴染みやすいテンポだったというわけです。
僕は車通勤なので、実際には歩いて聴いているわけではありません。でも、「なるほど。だからこの辺のテンポが気持ちよく感じるのか」と、ちょっと納得しました。
もう一つは「メジャーキー」
そして、もう一つの特徴がメジャーキー。音楽には「キー」というものがあります。ものすごく簡単に言えば、メジャーキーは明るく、開放的な印象を受けやすい。もちろん、「メジャーキー=絶対に明るい」ではありません。歌詞やメロディー、思い出、聴く人の好みによって印象は変わります。それでも一般的には、メジャーキーの音楽はポジティブな感情と結びつきやすい特徴があります。
だから僕は、「歩くテンポに近いBPM」+「明るく感じやすいメジャーキー」という曲を朝の通勤用に集めています。
ダボ猫の朝プレイリスト
現在の僕の朝用プレイリストはこちら。
1.Sugar — Maroon 5 120 BPM前後/メジャーキー
朝一発目からこれ。「今日は仕事か……」という気分でも、イントロが流れるとちょっと空気が変わります。
2.Permission to Dance — BTS 120 BPM台/メジャーキー
タイトルからして朝向き。「まあ、踊るほど元気じゃなくても、仕事には行くか」くらいの気持ちで聴いています。
3.Hare Hare — TWICE 120 BPM前後/メジャーキー
TWICEの明るさは朝に強い。僕の場合、ここまで来るとだいぶ「仕事行くモード」に入ってきます。
4.10,000 Hours — Dan + Shay & Justin Bieber 120 BPM前後/メジャーキー
少し雰囲気を変えながらも、テンポはしっかり維持。朝から激しい曲ばかりだと疲れるので、こういう曲も入れています。
5.The Feels — TWICE 120 BPM前後/メジャーキー
これもTWICE。朝のプレイリストにTWICEが2曲入っているあたり、僕の好みが丸出しです。まあ、いいじゃないか。朝くらい好きな音楽を聴こう。
6.Shut Up and Dance — WALK THE MOON 120 BPM台/メジャーキー
タイトル通り、じっとしていられない感じ。車の中で聴いているだけなのに、なんとなくテンションが上がってきます。もちろん運転は安全第一。
7.Can’t Stop the Feeling! — Justin Timberlake 110 BPM台/メジャーキー
120 BPMから少し下がりますが、それでも十分アップテンポ。最後まで「朝の空気」を崩さず、気分を前に持っていってくれる曲です。
車通勤でも「音楽で朝を変える」
僕は車通勤なので、イヤホンではありません。車の中でFMトランスミッターを使って、スマホから好きな音楽を流しています。
※FMトランスミッターは、使用する製品が日本の電波法上の技術基準に適合しているものを選ぶ必要があります。
これが結構いい。家を出る。車に乗る。エンジンをかける。音楽を流す。そして会社へ向かう。朝起きた瞬間に、「今日も仕事か……」と考えていた頭を、そのまま仕事モードに持っていくのではなく、まず音楽を挟む。
これだけで僕の場合、朝の感覚が少し変わりました。

なぜアップテンポに感じるのか?
今回、プレイリストを作っていて一番面白かったのがここです。僕は、「このくらいのテンポがアップテンポで気持ちいい」と思って曲を選んでいました。でも、BPMを調べてみると120前後がかなり多い。BPM120は、歩行のテンポとしてもイメージしやすい数字です。だから、「人間が身体を動かすリズムとして馴染みやすいテンポだから、気持ちよく感じているのかもしれない」と考えると、ちょっと面白い。
科学的に、「BPM120ならメンタルが改善します!」という話ではありません。そこまで単純ではない。でも、「自分が気持ちいいと思っていた音楽には、ちゃんと理由がありそうだ」くらいに考えると、音楽選びがさらに面白くなります。
朝から「元気を出そう」としなくていい
僕は朝から、「よし!今日も頑張るぞ!」とはなりません。そんなに元気じゃない。むしろ、「……行くか」くらいです。でも、それでいいと思っています。朝の憂鬱をゼロにする必要なんてない。60点くらいで家を出る。そして音楽を聴きながら通勤して、会社に着く頃に70点くらいになっていれば十分。僕はそう考えるようになりました。
「憂鬱をなくす」より「置き去りにする」朝のモヤモヤを完全になくそうとすると、逆に難しい。だったら、通勤途中に置き去りにすればいい。車の中で好きな音楽を流す。BPM120前後のリズムに乗る。明るく感じるメジャーキーの曲を聴く。そして、いつの間にか会社に着く。
家を出たときは、「今日も仕事か……」だったのが、「まあ、やるか」くらいになっていれば、それで十分です。音楽は魔法ではありません。すべての悩みを解決してくれるわけでもありません。でも、朝の自分を少しだけマシな状態で職場まで運んでくれる。僕にとっては、それだけでも十分価値があります。
朝、憂鬱なサラリーマンへ
もしあなたが、「朝が憂鬱」「会社に行く前から疲れている」「朝から仕事のことを考えてしまう」というタイプなら、一度試してみてもいいと思います。自分が好きな曲を集める。BPM120前後の曲を入れてみる。メジャーキーの明るく感じる曲も入れてみる。そして、通勤中に聴く。それだけです。音楽療法ではありません。「これでメンタルが治る」という話でもありません。僕が自分の朝を少しマシにするために始めた、小さな改善法です。朝から100点を目指さなくていい。60点で家を出ればいい。そして、朝のモヤモヤは、通勤途中に置いていこう。それが、今の僕の朝の攻略法です。
■著者プロフィール ダボ猫
大手自動車メーカーで製造を19年経験した後、販売業などを経て現在も働くアラフィフ会社員。投資、節約、仕事、家族、日々の生活を題材に、**「無理をしない資産形成と暮らしの改善」**を発信しています。「人生を一発逆転させる」より、昨日より1ミリだけマシにする。そんな方法を、実体験ベースで記録しています。
プライバシーポリシー
当ブログでは、広告配信サービスやアフィリエイトプログラムを利用しています。広告配信事業者は、ユーザーの興味に応じた広告を表示するためにCookie等を使用する場合があります。当ブログの利用・広告・アフィリエイト等に関する詳細については、プライバシーポリシーをご確認ください。
No responses yet