僕は販売業で働いています。そのため、毎日のように見ています。

弁当が半額になるタイミングです

これは外からは見えにくいかもしれませんが、売場の現場にいると、ある程度はっきりとした傾向が見えてきます。

午前中と午後で客層が変わる

午前中は比較的余裕のある高齢者の方が多いです。野菜や果物を見て、品質を確かめながら購入されます。価格だけでなく「良いもの」を選んでいる印象です。会話にも余裕があり、全体的に落ち着いた雰囲気です。いわゆる「選んで買う層」です。

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一方で午後になると、空気が変わります。15時前後から、惣菜コーナーの周辺に人が増えてきます。目的は明確で、半額弁当や値引き商品です。

半額シールを待つ人たち

すべての方ではありませんが、体感としては高齢者の割合が高いです。感覚的には7割前後が高齢の方です。残りは50代前後の方で、生活状況はさまざまですが、決して余裕のある様子ではない方も含まれます。

中には、家族に連絡を取りながら動いている方もいます。「半額になったら買う」という前提で、売場を見張るように待っているケースもあります。半額になると外にいる家族に連絡がいき、残りの家族が来店して半額弁当を選び始めます。

一旦値引きが始まると、一気に人が集まります。これはほぼ毎日のように見られる光景です。そしてその多くは、老夫婦や高齢の親子世帯です。中には、値引きの時間まで1時間以上待つ方もいます。

複数個をまとめて購入し、冷蔵や冷凍をしながら数食分として使っているように見えるケースもあります。半額弁当が「嗜好品」ではなく、「生活の一部」になっている印象です。

節約ではなく生活防衛

これは単なる節約術とは少し違うと感じています。

物価は上がっています。

電気代も上がり、

医療費の負担も続きます。

一方で、年金は大きく増えるわけではありません。そのため、

「半額だから買う」

というよりも、

「半額でないと厳しい」

という状況の方も一定数いるように見えます。

現場感覚と年金データの一致

厚生労働省などの公的データを見ると、国民年金のみの受給者は月6〜7万円台が中心層とされています。ここから家賃、光熱費、食費、医療費などを支払う必要があります。現場で見ている印象としても、午前中に余裕のある買い方をされる層と、午後に値引き商品を中心に動く層が分かれているように感じます。この構造は、

年金受給額の分布とも一定程度重なる部分がある

と考えています。

他人事ではない現実

若い時は、老後の生活を具体的に想像する機会は少ないと思います。しかし実際には、時間は想像以上に早く進みます。気がついた時には、生活の選択肢が今よりも少なくなっている可能性もあります。そのときに備えられるかどうかで、生活の余裕は大きく変わるかもしれません。

そのため、

・少額でも資産形成を始めること

・健康を維持すること

・固定費を見直すこと

・自分で生活を守る力を持つこと

こういった積み重ねが重要になると感じています。

未来はまだ変えられます。私は毎日の現場でその現実を見ています。だからこそ、今のうちに準備できることはしておいた方が良いと感じています。動かなかった未来がそこにあるように思います。

参考データ

・厚生労働省「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」

・日本年金機構 公的年金制度関連資料

👉️トータルライフプランナーダボ猫 販売の現場から、食・生活・お金について実体験ベースで発信しています。現場とデータの両方から、生活のリアルを整理して伝えることを目的としています。

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