そんな話です。

SNSを開くと、資産形成の話をしている人がやたら多い。ホントかウソかは置いといて、これだけの数がいるということは、みんなリアルでは言わないだけなんじゃないか。今日はそのあたりを、数字を並べながら考えてみます。

まず、ガチ勢が「たまたま多い」わけではなさそうな話

NISA口座は、2025年12月末時点で全金融機関合計およそ

2,826万口座あります(日本証券業協会調べ)。

新NISAが始まる前、2023年12月末の約2,125万口座から、

2年間で約701万口座増えた計算です。

単純に人口で割ると、日本人のおよそ5人に1人がNISA口座を持っていることになります。これだけの母数がいれば、SNSでその話をする人が目につくのも、たぶん自然な話です。

もちろん「口座を持っている=発信している」わけじゃないので、発信する人には発信する人なりの偏りはあるはずですが、そもそもの母数がこれだけあるという事実は押さえておきたいところです。

僕(ダボ猫)も1カウントとして入れてください(笑)。7年ほど資産形成をコツコツ続けている、というだけの、どこにでもいるタイプの人間です。

さらに発信者の多くを見ていて感じたのは、「思っていたより普通の人が多い」ということでした。特別な立場にいるわけでなく、いわゆる働きながら資産形成するっていうタイプですね。

インデックス投資を勧めている人はどれくらいか

正直、インデックス投資(特定の株価指数に連動する投資信託などに、コツコツ積み立てていく投資法)を勧めているアカウントは無数にいて、数えきれません。ここは数えるより、規模感で見た方が早そうです。

例えば、多くの個人投資家が参考にしている両学長(リベラルアーツ大学)も、インデックス投資を勧める発信者の一人です。登録者数が1,010万人のチャンネルで、繰り返しインデックス投資の話をしている。これだけの規模の発信者が、他の無数の中小アカウントと同じ方向を向いているというのは、それだけで一つの傍証になる気がします。

リベ大両学長👉️https://youtube.com/@ryogakucho?si=ex8GH2PbRA07lrnP

参考までに、投資している人全体を対象にした調査(2026年3月、n=1,010)では、投資信託(NISA・インデックス・バランスファンド等)を保有している人が62.4%でした(ソーシャルバンクZAIZEN調べ、マイナビニュース掲載)。

年代別に見ると、「インデックス投資で手間なく増やしたい」と回答したのは20〜30代で約3割、50代以上では2割を切っていました(トレジャープロモート調べ、2025年1月、n=800)。

こうした調査や大手発信者の傾向が近い方向を向いているなら、それはSNSのガチ勢の多さも、インデックス投資を勧める人の多さも、たまたまではなく、ある程度の再現性がある現象だと言えそうです。

木を見て森を見ず、という言葉があります。SNSの一つ一つの投稿だけ見ていると、ただの個人の感想に見える。でも少し引いて数字で眺めると、輪郭が見えてくる。昔は、こういう情報は誰かに教えてもらうものでした。今は、誰も教えてくれないんじゃなくて、自分で拾いに行けば拾える時代なんだと思います。この記事も、その拾い方の一つとして読んでもらえたら嬉しいです。

■著者 トータルライフプランナーダボ猫

小売・販売の仕事をしています。以前は大手メーカーで交代勤務をしていましたが、思うところあって転職しました。資産形成歴は約7年。特別なことはしていませんが、その分だけ、等身大の話ができればと思っています。

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