携帯に月880円の保険は必要?実際に計算してみた

今日、妻が携帯を機種変更しました。そこで勧められたのが、故障や破損に備える携帯保険。月額880円。

正直に言います。

「それ、いる?」

と思ってしまいました。もちろん保険そのものを否定するつもりはありません。ただ、保険は対象物の価格とのバランスが大事です。

今回は数字で考えてみます。

月880円を年間で計算すると月880円。年間では880円 × 12ヶ月=10,560円です。

ココが一番キモなんですが、携帯本体は約2万円。

つまり、1年で本体価格の約53%を保険料として支払う計算になります。さらに2年間続けると10,560円 × 2年=21,120円本体価格を超えます。

つまり、2万円の携帯を守るために2万円以上払うという状態になります。

保険料率で考えると異常に高い

計算式は単純です。

年間保険料 ÷ 本体価格 × 100

今回の場合10,560 ÷ 20,000 × 100=52.8%

年間保険料率52.8%です。

投資なら年利50%超え。なかなか聞かない数字です。(逆に無いかな 笑)携帯保険では普通に支払っている。

こうして数字にすると違和感が出てきます。

ショップの決め台詞

妻の話では、「後から加入できませんので」と言われたそうです。確かに事実でしょう。でも冷静に考えてみてください。「今しか入れません」と「入った方が得です」は全く別の話です。加入期限の話と、保険の価値の話は別問題です。ここをごちゃ混ぜにすると判断を誤ります。

先に言っておきますが、こういったサービスって断りにくくても断っていいんです。僕も販売業です。分かってるんですよ、コレを断る理屈なんか先に知ってます。「ですよね?」ってのが本音なんだから、「要らないです 笑」 それで充分です。

タイヤ交換で考えると分かりやすい

例えば2万円でタイヤを買ったとします。店員さんに言われます。「月880円でパンク保険付けませんか?」年間1万円超えます。私なら付けません。

パンクしたら修理するか、最悪買い替えます。

また、2万円のファミコンを買ったとして、「壊れるかもしれないので月880円の保証を付けませんか?」と言われたらどうでしょう。ほとんどの人は断ると思います。

「いや。買うし」

なぜ携帯になると急に感覚が麻痺するのでしょうか。

じゃあ携帯保険は全部不要なのか?

実はそうでもありません。

例えばiPhone 17 Proのような高額機種。本体価格が15万円~20万円するケースもあります。画面交換だけで数万円。本体交換ならさらに高額です。ここまで来ると話は変わります。

もし突然壊れても「はい、20万円払います」と言える人ばかりではありません。

つまり保険が守っているのは携帯ではなく、突然の高額出費に耐えられない家計だったりします。高額な車に車両保険を付ける考え方に近いですね。

私の考え

保険は、払えない損失に備えるものです。逆に言うと、自分で払える損失なら保険は不要です。

2万円の携帯なら、毎月880円を払い続けるより、そのお金を貯めておいた方が合理的だと思います。1年後には1万円以上。2年後には新しい携帯が買える金額になります。

もちろん価値観は人それぞれ。安心料として納得して加入するならそれも一つの選択です。

ただ、契約書にサインする前に一度だけ計算してみてください。年間いくら払うのか。それは本体価格の何%なのか。数字で見ると、案外答えはシンプルだったりします。

トータルライフプランナー ダボ猫

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