「子どもを持つべきかどうか」このテーマで悩む人、ここ数年で確実に増えています。
背景には、インフレや増税による可処分所得の減少があります。正直なところ、「経済的にきついからやめておこう」と考えるのは自然な流れです。
ただ、ここで一つだけ伝えておきたいのは、この問題、
正解は
“持つか持たないか”ではなく“タイミング”です。
結論:親が40〜50代で子どもが成人するのが現実的にラク
経験ベースで言うと、親が40代後半〜50代で子どもが成人している状態これが一つの安定ラインです。理由はシンプルで、
👉「収入がある時期」と「支出のピーク」を合わせられるためです。
なぜタイミングがズレるとキツいのか
一番しんどいパターンはこれです。60歳前後で子どもが大学進学を迎えるケースこれは想像以上に重いです。
① 収入が落ちるタイミングと直撃する60歳前後になると、・役職定年・再雇用で給与減・退職こういった収入減のリスクが現実になります。そのタイミングで、
・入学金
・授業料
・仕送りが一気に来る。
これはかなり厳しい。
② ローンが組みにくい
この年代になると、
・住宅ローン
・教育ローン
の審査が通りづらくなります。若い頃なら時間を味方につけて分割できたものが、一気に「現金勝負」になります。
③ 退職金を教育費に持っていかれる
本来、退職金は老後資金の柱です。それが、👉 子どもの進学費用に消える
この構図になると、老後の生活設計が一気に崩れます。
晩婚・遅い子育てがしんどく見える理由
周りを見ても、晩婚で子どもが遅い家庭は
・体力的にきつい
・経済的に後半が重い
この2つを同時に抱えがちです。もちろん個別事情はありますが、構造的には負担が後ろに寄るのは事実です。
じゃあ早ければいいのか?
ここも誤解されがちですが、若すぎてもリスクはあります。
・収入が安定していない
・キャリアが固まっていない
・突発的なトラブルに弱い
なので結局、
👉「ある程度安定して、かつ時間が残っている時期」
これがベストゾーンになります。
子育ては正直、きつい
これは綺麗事なしで言います。子育ては、
・トラブルもある
・ストレスもある
・思い通りにいかない
人の中で生きる以上、どうしても摩擦は起きます。「大変じゃないよ」とは言えません。それでも、
最後に残るもの
ただ、ここが一番大事です。何もできなかった、ウチに産まれて来てくれた赤ちゃんが、
・歩いて
・話して
・悩んで
・選んで
最後は、自分の意思で道を選んでいく。
この過程を全部見届けたとき、言葉にしづらい感情が残ります。
そしてふと気づきます。あれだけ大変だった日々。家族で騒いで、疲れて、余裕もなかった時間。それが全部、「もう戻らない、かけがえのない時間」だったと。
まとめ
・子どもを持つかどうかに正解はない
・ただし「タイミング」は極めて重要
・親が40〜50代で成人が一つの現実ライン
・60歳前後で教育費ピークはかなり厳しい
・子育ては大変だが、得られるものは大きい
最後に。
これは押し付ける話ではありません。ただ一つ言えるのは、あの時間は、経験した人にしか分からない種類のものです。経済合理性だけでは測れない価値が、そこにはあります。
No responses yet