これは未来予測ではありません。

あくまでIFです。

仮定の話です。

ですが、人口構成や年齢、積立額、インフレなど、ある程度数字で予測できるものもあります。

今回は2026年の45歳男性10人を、そのまま2046年の65歳へ送り込んでみます。煽るつもりはありません。ただ、「このままスライドした未来」を一度見てみようと思います。

まず前提条件2026年。45歳男性10人。

特別なお金持ちもいません。ごく普通の日本人です。平均的な会社員や自営業者をイメージしてください。

20年間で、

・大きな宝くじ当選なし

・起業で大成功なし

・資産形成は現在の傾向のまま

という条件です。

お金編

まず資産形成。現在、日本ではNISAやiDeCoなどで積立投資をしている人は増えていますが、まだ多数派とは言えません。そこで仮に10人をこう分けます。

・3人 積立投資を20年間継続

・2人 途中まで積立

・5人 資産形成なし

月3万円を年利5%で20年間積み立てると、およそ1,200万円前後になります。一方、同じ3万円を現金で積み立てると720万円です。差は約500万円。特別な才能ではありません。時間の差です。

2046年。10人のうち、

・2人は金融資産2,000万円超

・3人は1,000万円前後

・3人は500万円前後

・2人は300万円未満

という世界になっていても不思議ではありません。

健康編

次に健康です。実は老後で一番差がつくのはお金ではなく健康かもしれません。45歳男性10人を2046年に送り込むと、

・3人 比較的健康

・5人 高血圧、糖尿病など何らかの持病

・2人 がんなど大病経験

くらいは十分あり得ます。お金は後から増やせます。しかし健康はそう簡単ではありません。65歳になってから、「若い頃にもう少し運動しておけば」と思う人は少なくないでしょう。

仕事編

2046年。今よりさらに高齢化が進んでいます。現役世代は減少。人手不足は続いているかもしれません。その結果、65歳は「引退する年齢」ではなくなっている可能性があります。10人のうち、

・2人 完全引退

・5人 週数日勤務

・3人 フルタイム勤務

くらいの姿が見えてきます。働きたいから働く人もいるでしょう。生活のために働く人もいるでしょう。

ここでインフレを考える

ここからが重要です。

仮に今後20年間で物価が年2%上昇したとします。すると20年後の物価は約1.5倍になります。つまり、

2026年の100万円の価値は、2046年では約67万円程度の価値しか持ちません。

分かりやすく言えば、

今500円で買える弁当が750円。

今1,000円のランチが1,500円。

今150円の缶コーヒーが225円。

そんな世界です。もちろん給料も上がる可能性はあります。しかし年金や貯金の価値も同時に目減りします。

年金を今の価値で考える

仮に2046年に月15万円の年金を受け取ったとします。しかし物価が1.5倍になっていれば、今の感覚では月10万円程度の価値です。額面は同じでも、買えるものは減っています。これがインフレです。

2046年の45歳男性10人ここまでをまとめると

2046年。現在45歳の男性10人は、

・3人が資産形成を継続していた

・5人が何らかの持病を抱えている

・2人が大病を経験している

・7人が何らかの仕事を続けている

・2人が比較的余裕のある老後

・3人が年金と仕事を組み合わせる生活

・2人が生活費に強い不安を抱えている

そんな姿が見えてきます。これは未来予測ではなく現在の延長線

もう一度言います。

これは未来予測ではありません。IFです。仮定です。ですが、

積立を続けるか。

健康に気を使うか。

支出を管理するか。

これらは今日から決められます。20年後は突然やってきません。毎日の選択が積み重なった結果として現れます。

この記事を読んだ未来と、読まなかった未来。ひょっとすると少し違う景色になるかもしれません。私はそう思っています。

トータルライフプランナー ダボ猫プロフィール

資産形成や働き方、食について発信しています。特別なお金持ちではありません。ごく普通の会社員だからこそ見える景色を、できるだけ分かりやすくお伝えしています。

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