「就職するなら、昼勤務がいいのか?」

「二交替ってキツいの?」

「年間休日120日なら、どんな勤務でも同じじゃない?」

就職したことがない人からすると、求人票に書いてある勤務時間や年間休日だけでは、実際の生活がどうなるのか分かりにくいと思います。

そこで今回は、ダボ猫がこれまで経験した3つの職場、4つの勤務形態を比較してみます。あくまで一個人の体感ですが、これから就職する人が「勤務時間って、こういうところまで見た方がいいんだな」と考える材料になればと思います。

まず結論

ダボ猫が実際に経験して感じた順番は、

①常昼勤務

②深夜にあまり食い込まない二交替

③休日シフト制の昼勤務

④深夜まで食い込む二交替

こんな感じです。もちろん仕事内容や給料によって変わります。ただ、実際に働いてみると、「年間休日が何日あるか」だけでは、働きやすさは判断できないと感じました。

特に重要だったのが、勤務時間がどこまで生活時間に食い込むかです。

A社・木工製造業

①連続二交替制・週替わり

勤務時間は、

早番:6:00~14:20

遅番:14:00~22:30

週替わり

週休2日

年間休日120日

いわゆる二交替勤務です。ただ、ダボ猫が経験したこの二交替は、後に経験する自動車製造業の二交替とはかなり印象が違いました。

体感としては「二交替の割にはラク」一番大きかったのは、深夜帯への食い込みが浅いこと。遅番でも22時30分に終わります。そのため深夜手当はそれほど多くありませんでしたが、生活リズムへの影響は比較的小さかった。

例えば遅番の週でも、土曜日が休みなら、

「金曜日の夜に仕事が終わる」

「帰宅して寝る」

「土曜日の朝9時半くらいから活動」

という生活ができました。二交替勤務なのに、そこまで夜型にならない。これがかなり大きかったです。体感としては、睡眠や体内時計を大きく崩さずに二交替を回せていた印象があります。

二交替だから必ずキツい、というわけではないんですね。何時まで働く二交替なのか。ここはかなり重要だと思います。

②A社・常昼勤務

ところがA社が減産になり、二交替勤務が廃止。ダボ猫も常昼勤務になりました。勤務時間は、

8:00~17:00

です。そして、これが非常に良かった。

やっぱり「普通の社会人」と同じ時間帯は強い

朝起きる。

仕事に行く。

17時に終わる。

帰宅。

夜は普通に過ごす。

これだけなんですが、生活を組み立てやすい。朝から予定を組めますし、仕事が終わってからの予定も立てやすい。そして週休2日。2日休みがあるので、1日目で疲れを取って、2日目に動くということもできます。ダボ猫としては、この勤務形態が一番バランスが良かったです。

B社・自動車製造業

③連続二交替制・週替わり

次に経験したのが自動車製造業。勤務時間は、

1直:6:00~14:40

2直:16:00~24:30

週替わり

週休2日

年間休日120日

求人票だけを見ると、A社とそれほど変わらないようにも見えます。年間休日も120日。週休2日。二交替。ところが、実際に働いてみると全然違いました。

収入は良い。でも生活への負担が大きい

まず給料は良かった。二交替なので手当もあります。ただし残業が多め。2直の場合、終業が深夜3時頃になることも珍しくありませんでした。こうなると話が変わります。

仕事が終わる。

帰宅する。

食事や風呂など。

就寝は朝方。

となります。

そして翌週には1直。朝6時スタート。

これがかなりキツい。2直明けの休日も、睡眠不足の状態から始まります。さらに翌週は朝6時から仕事。生活リズムを調整するだけでも大変です。

「年間休日120日」でも安心できない

ここでダボ猫が学んだのが、年間休日だけでは勤務のキツさは分からないということです。A社も年間休日120日。B社も年間休日120日。でも体感はかなり違いました。B社の場合は、休日があっても、「まず寝たい」となる。休みを楽しむ前に睡眠を取り戻す必要があるんです。

もちろん人によって耐性は違います。夜勤に強い人もいます。逆に、少し生活時間がズレただけでも体調を崩す人もいます。ただ、ダボ猫自身は、深夜まで働く二交替は、かなり身体への負担が大きいと感じました。

当時の同僚には、酒や睡眠薬を常用している人もいました。もちろん、それだけで勤務が原因だと断定することはできません。しかし、少なくともダボ猫には、「これは人によっては命を削る勤務になり得るな」と思える環境でした。

C社・昼勤務

④7:00~17:30・休日シフト制

そして現在経験したC社。昼勤務なので、一見するとかなり良さそうです。勤務時間は、

7:00~17:30

ただし勤務時間には調整があり、半分くらいは6時スタート。

休日はシフト制。

年間休日110日です。

夜更かしできない

これは単純です。朝6時スタートなら、夜更かししたら翌日が終わります。「今日は夜更かしして遊ぼう!」という生活は難しい。毎日早く寝ることが重要になります。

休日になると少し長く寝られる。これは良かったです。

でも「休日1日」がキツかった

C社で一番感じたのはここ。シフト制なので、休み自体は平日に取れます。平日の休みは最高です。どこへ行っても空いている。道路も比較的空いている。店も空いている。これはかなり快適。

ただし、休みが1日しかない。これが思った以上に大きかった。

仕事が終わって帰宅。

1日休み。早く寝る。

その次の日には仕事。

そんな感覚です。最大でも「3日出て1日休む」ようなイメージですが、体力が回復する前に、また仕事が来ます。立ち仕事ですので、とにかく就業期間はずっと足がパンパンで、ベッドからのはじめの一歩がたまらなかった。笑

「休みの前日に遊べばいい」は無理だった

最初は、「休日の前日に仕事が終わってから遊べばいいじゃん」と思っていました。でも実際にやってみると、無理でした。笑勤務時間が長い。しかも朝が早い。仕事が終わる頃には普通に疲れている。そこから遠出したり、夜遅くまで遊んだりすると翌日に響きます。

結果、「休日は休む」になりました。

旅行や遠方への外出も、かなり計画しにくい。週休2日のありがたさを改めて感じました。

ダボ猫が感じた「勤務形態の差」

ここまで4つ経験して、一番感じたこと。それは、「休みの日数」より「仕事が生活にどれだけ食い込むか」が重要ということです。

例えば、年間休日120日でも、深夜3時まで働く二交替なら、休日の一部を睡眠回復に使うことがあります。逆に年間休日110日でも、平日休みのシフト制なら、混雑を避けて買い物や用事を済ませられます。そして常昼・週休2日なら、仕事と休日を比較的きれいに分けられる。

この違いは、実際に働いてみないとなかなか分かりません。

就職するなら、求人票のここを見る

これから就職する人なら、ダボ猫は次の項目を見ることをおすすめします。

①勤務時間「二交替」と書いてあるだけでは不十分。何時から何時までなのか。特に、夜勤が何時に終わるのかを確認した方がいいです。

②残業時間勤務時間だけ見て、「24時30分までなら何とかなる」と思っても、残業が2時間あれば話は変わります。定時+実際の残業時間で考えることが重要です。

③年間休日もちろん重要。ただし、年間休日120日=必ずラクではありません。休日数と勤務時間をセットで見る。

④週休2日なのか。ここも重要です。「年間休日110日だけど週休2日」なのか、「休日シフト制で1日休みが多い」なのか。同じ休日数でも生活の組み立て方が変わります。

⑤休日の曜日。土日休みなのか。平日休みなのか。シフト制なのか。これは家族や友人との予定にも影響します。特に若いうちは、「平日休みでもいいじゃん」と思うかもしれません。実際、平日休みにはメリットもあります。でも将来的に家族や友人と休みを合わせたいと思ったときには、土日休みの価値が変わってくるかもしれません。

ダボ猫の結論

3社4勤務形態を経験して、ダボ猫が一番良いと思ったのは、

8:00~17:00の常昼勤務+週休2日でした。

次点が、深夜にあまり食い込まない二交替+週休2日。逆に一番キツかったのは、深夜まで残業が発生する二交替。そして昼勤務でも、勤務時間が長く、休日が1日だけのシフト制は思った以上に疲れが残りました。

ただし、これはあくまでダボ猫個人の体感です。夜勤が得意な人もいます。平日休みが最高という人もいます。給料を優先する人もいるでしょう。だから、「この勤務が絶対正解」という話ではありません。大事なのは、「自分は何を優先するのか」を就職する前に考えておくこと。給料なのか。休日なのか。生活リズムなのか。家族との時間なのか。趣味なのか。健康なのか。求人票を見るときは、「いくらもらえるか」だけではなく、「その仕事をした後、どんな生活になるのか」まで想像してみてください。

ダボ猫は3社経験して、ようやく分かりました。仕事は人生の全部ではありません。だからこそ、仕事以外の時間をどう過ごせる勤務なのか。ここも就職先を選ぶ大事な条件だと思います。

■著者プロフィール ダボ猫

「工夫次第で誰でもできる少額投資」をテーマに、資産形成や固定費削減、仕事、家族、お金について実体験ベースで書いています。投資のプロでも、節約の神様でもありません。ただのダボ猫です。実際に働いて、失敗して、考えて、ちょっと得したこと。そんな経験を、これから社会人になる人や資産形成を始めたい人に向けて発信しています。

※本記事は筆者個人の経験・感想をまとめたものです。勤務形態の感じ方には個人差があり、特定の勤務形態や企業への就職を推奨・否定するものではありません。

プライバシーポリシー

当ブログでは、アクセス解析・広告配信等のためにCookie等を利用する場合があります。取得される情報は、個人を特定するものではありません。当ブログに掲載している内容については、できる限り正確な情報の提供に努めていますが、その内容を保証するものではありません。投資・金融・仕事・生活に関する記事についても、最終的な判断はご自身の責任でお願いいたします。

No responses yet

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です