人生を振り返ったとき、手元に残るお金は、日々の選択の積み重ねで決まっていきます。
今回は、日本人の中央値に近い人生を一度そのままなぞったうえで、ほんの少しだけ選択を変えた場合、どれくらい差が出るのかを考えてみます。
■ 中央値でなぞった人生
大きな前提はこんなイメージです。
年収:生涯平均で約450万円
結婚:あり
子ども:2人
子どもの大学進学:あり
多くの人が選びやすい、いわゆる「標準的な人生」です。
● 車コンパクトカー中心(1500cc前後)
7〜10年ごとに乗り換え
👉 生涯コスト:約1200万〜1600万円
● 住宅新築マイホーム
住宅ローン:約3000万円前後
👉 総支払:約3500万円前後
● 教育費子ども2人
👉 約2000万〜2500万円
● 貯蓄・資産運用貯金中心
資産運用はほぼなし
👉 老後資産:1500万円前後
■ 少しだけ選択を変えた場合
ここからは、大きく外れるのではなく、「現実的に選べる範囲で少しだけ変える」ケースです。
● 車軽自動車や中古車を中心に乗り継ぐ
👉 生涯コスト:約700万〜1000万円
● 住宅(ここが今回のポイント)新築ではなく中古物件立地は少しだけ外したベッドタウン
👉 物件価格が抑えられる
👉 生活コストもやや低くなる傾向
👉 総支払:約2000万〜2500万円
● 教育費👉 ここは変えない(同じ条件)
● 資産運用月1万円の積立40年間継続
👉 元本:480万円
👉 運用後:約900万円前後(少なく見積もって年利3%想定)
■ トータルで見ると
● 支出の差
車:約500万〜700万円
住宅:約1000万円
👉 合計:約1500万〜1700万円差
● 資産の差資産運用:約+900万円
■ 最終的な差
👉 約2400万〜2600万円
■ なぜ差が出るのか
年収も、家族構成もほとんど同じです。違うのは
車の選び方
住宅の場所と価格
資産運用の有無
ほんの少しの違いですが、時間をかけて差が広がっていきます。
■ 少しだけ外す、という選択
例えば立地を少し外す
中古を選ぶ
毎月1万円だけ回す
こういった「小さなズラし」で、生活の余白は変わってきます。
■ まとめ
中央値の人生は、安心感があります。ただ、そのまま積み上げると「大きく困らないが、余裕も大きくは出にくい」そんなバランスになりやすいのも事実です。
一方で、少しだけ選択を変えると同じ収入でも、最後に残るものは変わってきます。
👉 人生というマーケットを一通り歩いたとき、手元に何が残るのかその視点で見ると、日々の選択も少し違って見えてくるかもしれません。
■ 著者プロフィール
資産形成や生活コストの工夫について発信しています。無理のない節約と、現実的な選択を大切にしています。実体験をベースに、「少し変えるだけで楽になる暮らし」をテーマに記事を書いています。
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