今回は、僕が尊敬している両学長の動画を紹介します。
「お金の勉強をしないとあなたは一生搾取される」
なかなか強烈なタイトルですよね。でも、動画のテーマを考えてみると、僕には妙に納得できるところがありました。特にグッときたのが、**「賢い人が作った仕組み」**という考え方です。僕たちは毎日、普通に働いて、買い物をして、税金を払って生活しています。ところが、その生活を支えている仕組みについて、どこまで理解しているでしょうか?
今回は、僕がこの動画を見て感じたことを書いてみます。
まずは、両学長の動画を見てほしい
ここで僕が自分の言葉だけで解説するより、まずは本家の話を聞いてもらうのが一番だと思います。
両学長の「お金の勉強をしないとあなたは一生搾取される」
▶ 動画はこちらhttps://www.youtube.com/watch?v=QcWqfCxOT_s
お金の知識を学ぶことの意味や、経済的に楽になれない理由、仕組みを理解することの重要性などがテーマになっています。僕はこの話を聞いて、改めて考えさせられました。
自分は、世の中の仕組みをどれだけ理解して生活しているんだろう、と。分からなければ、銀行や金融機関に聞けばいい?例えば、NISA。
投資に詳しくない人にとっては、何となく難しそうな制度かもしれません。「NISAって何?」「投資ってどうやるの?」「よく分からないから、銀行や金融機関に聞いてみよう」こう考える人は、決して珍しくないと思います。実際、金融機関には制度や金融商品について相談できる窓口があります。それ自体は悪いことではありません。分からないことを専門家に聞くのは、むしろ大切です。
ただ、僕が気になるのは、その先なんです。説明を受けたあと、自分でも制度を調べてみるでしょうか?勧められた商品について、手数料やリスクを確認するでしょうか?そもそもNISAとは何なのか、何が非課税になるのか、どんな商品を選べるのか。そこまで理解しているでしょうか?
NISAは投資商品ではありません。投資で得た利益に対する税制優遇制度です。制度を利用することと、制度を理解することは別の話なんです。
👉️NISAについての理解。最近の記事はコチラ
そして、これはNISAだけの話ではありません。保険、住宅ローン、税金、社会保険、年金。僕たちは、こうした仕組みの中で生活しています。でも、分からないことを誰かに聞いて、その説明をそのまま受け入れて終わってしまうことはないでしょうか。
もちろん、すべてを自分で理解するのは難しいです。専門家の知識を借りることも必要です。ただ、判断を専門家に相談することと、判断そのものを丸投げすることは違います。ここは、意識しておきたいところです。
NISAを知っていることと、お金を理解していることは違う
NISAの口座数は、制度の普及状況を考える一つの目安になります。しかし、口座数だけで日本人の金融リテラシーを測ることはできません。NISAを利用していなくても、十分な金融知識を持っている人はいます。反対に、NISA口座を開設していても、商品の仕組みやリスクを十分に理解していない人もいるかもしれません。
大切なのは、口座を持っているかどうかだけではないんです。
例えば、次のようなことを理解しているでしょうか?
NISAは何のための制度なのか。投資信託と預貯金は何が違うのか。利益が期待できる一方で、元本割れの可能性があるのはなぜか。金融商品の手数料は、長期的にどんな影響を与えるのか。インフレによって、お金の購買力が変化するのはなぜか。
全部を完璧に答えられる必要はありません。でも、知らないことを知ろうとするだけで、選択肢は変わってくると思います。制度が用意されていても、その存在を知らなければ使えません。制度を知っていても、仕組みを理解していなければ、自分に合った使い方を判断しにくい。
そして、判断できなければ、誰かの説明に頼る割合が大きくなります。
これが、僕の感じている問題です。
賢い人が作ったルールの中で、僕たちは生きている
会社は、労働力を使って商品やサービスを生み出し、利益を得ます。金融機関は、金融サービスを提供します。保険会社は、保険料を集めて契約に応じた保障を提供します。国は税金や社会保険料を集め、公共サービスや社会保障を支えます。どれも社会に必要な仕組みです。
ただ、それぞれの仕組みにはルールがあります。そのルールをよく知っている人と、よく知らないまま利用する人がいる。同じ社会に暮らしていても、持っている知識によって、選べるものや判断できることが変わってくるわけです。
例えば、同じ保険に加入する場合でも、保障内容や保険料、必要性を理解したうえで選ぶ人と、勧められるまま契約する人では、納得感が違うかもしれません。金融商品も同じです。大切なのは、金融機関や企業を敵だと決めつけることではありません。サービスには価値があり、専門家には専門家の役割があります。
でも、サービスを提供する側と利用する側では、持っている情報が違うことがあります。だからこそ、自分に関係する仕組みくらいは知っておきたい。知らないからといって、仕組みの外で生活できるわけではないんです。知らないままでも、僕たちは働き、買い物をし、契約をし、税金を払って生活しています。つまり、仕組みに参加しているのに、そのルールを十分に知らないことがあるわけです。
騙されていることにも気づかず、一生を終える?
「搾取される」という言葉は強いです。でも、ここで考えたいのは、誰かが悪意を持って騙しているかどうかだけではありません。自分にとって不利な条件があっても、知らなければ気づけないことがあります。もっと自分に合った選択肢があっても、比較する方法を知らなければ、その存在に気づかないこともあります。利用できる制度があっても、知らなければ検討することすらできません。
そうして何十年も過ぎていく。本人は普通に生活しているつもりでも、後になってから「もっと早く知っていれば」と思うことがあるかもしれません。
もちろん、知識があれば必ず得をするわけではありません。勉強しても損をすることはありますし、専門家に相談したほうがいい場面もあります。それでも、何も知らずに選ぶより、仕組みを理解したうえで選ぶほうが、自分で判断できる余地は広がります。
僕は、そこが大切だと思うんです。
じゃあ、何から勉強すればいい?
いきなり投資を始める必要はありません。まずは、自分の生活に関係することからでいいと思います。給与明細を見て、税金や社会保険料を確認する。保険の保障内容と保険料を調べる。毎月の固定費を比較する。ローンがあるなら、金利と総返済額を確認する。公的な社会保障や年金制度を調べる。投資に興味があるなら、金融商品を買う前に制度とリスクを学ぶ。分からないことがあれば、銀行や金融機関、行政の窓口などで相談してもいい。(即決はだめですよ)
そのうえで、公式資料を確認したり、複数の選択肢を比較したりする。一つひとつは地味な作業です。でも、こうした積み重ねが、無駄な支出を減らしたり、使える制度に気づいたり、自分に合わない契約を見直したりすることにつながるかもしれません。
お金の勉強は、金持ちになるためだけのものではない。
自分の生活を守り、将来の選択肢を増やすための勉強でもあると思います。
ダボ猫のまとめ
僕は、両学長のようにお金の仕組みを幅広く解説できるわけではありません。だからこそ、今回の動画は多くの人に見てほしいと思いました。
僕が特に心に残ったのは、賢い人が作った仕組みの中で、自分たちが生活しているという視点です。
仕組みそのものを否定する必要はありません。誰かを疑い続ける必要もありません。ただ、自分が何にお金を払い、どんな制度を利用し、どんな条件を受け入れているのか。そこに少しだけ関心を持ってみる。それだけでも、見える景色は変わるかもしれません。
知らないことは、恥ずかしいことではありません。でも、知らないままでいいと決めてしまうのは、もったいない。僕たちは両学長みたいなライオンのように強くなくてもいい。ダボ猫にも猫の生き方があります。ただ、賢い人が作った仕組みの中で生きているのなら、せめて自分の暮らしに関係するルールくらいは知っておきたい。ダボ猫は、そんなことを考えました。
まずは動画を見て、皆さんも一緒に考えてみてください。素晴らしい動画だとおもいます!

※本記事は金融知識に関する一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品や投資を勧めるものではありません。金融商品や制度を利用する際は、公式情報を確認し、ご自身の状況に応じて判断してください。
■blog ダボ猫チャート
■著者プロフィール ダボ猫

No responses yet