結論から言うと、NISAで苦しくなる人は「投資が原因」ではなく「お金の配分」を間違えているだけです。

ここ数年、相場が良かったこともあって、NISAを始める人が一気に増えました。周りもやっているし、やらないと損をするような空気もあったと思います。

実際、僕の周りでも「とりあえず全力で積み立ててる」という人は多かったです。
ただ、その中で少しずつ出てきたのが、いわゆる“NISA貧乏”と呼ばれる状態です。

■ NISA貧乏の正体
よくあるパターンはシンプルです。

・生活費ギリギリまで積立に回す
・貯金をほとんど持たない
・相場が下がると不安になる
・結局、NISAを崩す

この流れです。
ここで大事なのは、NISAそのものに問題があるわけではないということです。
むしろ制度としてはかなり優秀です。
問題は「順番」です。

■ なぜこうなるのか
多くの人は、お金に余裕がある時に投資を始めます。

・独身で支出が少ない
・子どもがまだ小さい
・家計に余白がある

こういう“絶好調のタイミング”で始めるんですよね。

でも、その後に

・子どもの教育費
・車の買い替え
・予期せぬ出費

こういう現実がやってきます。
そのとき、現金がないとどうなるか。
NISAを崩すしかなくなります。
これが一番もったいない使い方です。

■ ドルコスト平均だから安心、ではない

よくある考え方として
「積立していれば平均化されるから大丈夫」
というものがあります。
確かに、長く続けられればその通りです。
ただし、それは

・余剰資金で
・長期間続けられて
・途中で売らない

この条件が揃っている場合に限ります。
生活に余裕がない状態で続けると、どこかで崩れます。
口数は増えていても、生活の余裕は減っていく。
ここに気づかないまま進むと、途中でやめることになります。

■ 本来の順番
シンプルに整理するとこうです。

生活防衛資金を確保する
固定費を整える
余剰資金で投資をする

この順番が逆になると、投資が生活を圧迫します。
逆に、この順番を守るだけで、かなり安定します。

■ NISAを崩さないために
大事なのは「崩さない設計」です。
そのためには

・急な出費に対応できる現金
・数ヶ月分の生活費
・無理のない積立額

この3つが必要です。
特に積立額は、「余っている分」くらいがちょうどいいです。僕も向こう5〜6年使わないだろうなと言うお金を投資に回していただけでした。少なく感じるかもしれませんが、続けられることのほうが重要です。

■ まとめ
NISAで苦しくなる人は、投資を間違えたわけではありません。
順番を間違えただけです。
生活防衛資金を確保せずに投資をすると、いざというときに崩すことになります。
そしてそれが、一番もったいない使い方です。

投資は、生活を良くするためのものです。
生活を削ってまでやるものではありません。

著者プロフィール

資産形成や暮らしを通してお金を整える情報発信をしています。誰にでも出来る資産形成をブログにまとめていますので、応接宜しくお願いします!

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