子どもの頃、僕を育ててくれた大人は少し独特な価値観を持っていました。
血の繋がりはないけれど、日常の中で多くのことを教わった存在です。
その人が、よく口にしていた言葉があります。


「金はの、使えば減る。借りたらもっと減る。けど、回せば増える」

当時は深く考えることもなく聞いていました。


ただ大人になって、お金と向き合うようになってから、この言葉の意味がじわじわと分かってきました。

■使えば減る。借りれば、さらに減る

これは感覚的にも分かりやすい話です。
お金は使えば減る。
それは当たり前です。

ただ、見落としがちなのが「借りる」という行為です。
借りると、その瞬間はお金が増えたように感じます。
ですが実際には、

👉 利息という“見えにくいコスト”が乗っている状態


です。
つまり、
使う → 減る
借りる → 時間をかけて、さらに減る
この構造になっています。

■同じ10年でも、立ち位置で結果は変わる

例えば、100万円を年利5%で10年間という条件で考えてみます。

▼借りる側
元本:100万円
年利:5%
期間:10年
単純に見ても、最終的には
👉 約150万円を返すことになります
一気に減るわけではありません。
でも、静かに、確実に削られていきます。

▼増やす側(預ける・回す)
では逆に、その100万円を“回す側”に立った場合。
A = P(1 + r)^{n}
複利で積み上げると、
👉 約162万円になります

年利の仕組みの記事はコチラ

■見えないところで広がる差
同じ10年、同じ5%。
それでも結果はこうなります。
借りる側 → 約−50万円
増やす側 → 約+62万円

👉 差は100万円以上
しかもこれは、特別なケースではありません。
ごく普通に起きている現実です。

■「貸す」というより「経済に預ける」

ただし、ここで一つ現実的な話があります。
「じゃあ人に貸せばいいのか?」
というと、それは違います。
個人間でお金を貸すのはリスクが高すぎます。
だから実際にやることは、

👉 人に貸すのではなく、経済に預ける
という感覚に近いと思っています。

投資として回す


仕組みに乗せる


こういった形で、お金を“働かせる側”に回る。これが現実的な選択です。

■なぜ増えるのか


理由はシンプルです。

借りる側 → 利息を払い続ける

預ける側 → 利息を受け取り続ける

そして預ける側は、その利息にもさらに利息がつく。
この「複利」が時間とともに効いてきます。
派手さはありません。
でも、確実に差を広げていきます。

■あの言葉の意味


「使えば減る。借りたらもっと減る。回せば増える」
これは乱暴に聞こえるかもしれません。
ただ、構造としてはとてもシンプルです。

資本主義は、

👉 お金を“持つ側・回す側”が有利になる仕組み
だからです。

■無理をしないことが前提

ここで大事なのは、無理をすることではありません。

生活を削ってまでやる必要はない

大きな金額を動かす必要もない
むしろ、

👉 無理をすると、また「借りる側」に戻ってしまう可能性があります。

■少しずつ立ち位置を変える


だからこそ現実的には、

使い方を見直す


借り方を見直す


少しでも“預ける側”に回る


この積み重ねが大切です。
それだけで、時間とともに景色は変わっていきます。

■まとめ

お金は使えば減る
借りると時間をかけてさらに減る
預けて回せば増える可能性がある

同じ10年でも立ち位置で結果は大きく変わる
無理をせず、少しずつ側を変えることが重要

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■著者プロフィール

ダボ猫chart運営者。
日々の生活と資産との向き合い方を、実体験をもとに発信。
無理をしない選択を重ねることで、長く続く形を大切にしています。

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