「投資なんかギャンブルだ」「投資って勝てるの?」こういう言葉をよく聞きます。確かに株価は日々上下しますし、短期売買を見ているとギャンブルのようにも見えます。

ただ、ここで一度シンプルに考えてみたいと思います。

利益の大きさではなく「勝つ確率」だけで比べたらどうなのか。

すると、投資の立ち位置がかなりはっきり見えてきます。

主なギャンブルの構造

日本でよく知られているギャンブルを見てみます。

競馬単勝の平均勝率は約10%前後。三連単などになると1%未満です。

宝くじ(ロト6)1等当選確率約610万分の1

ジャンボ宝くじ1等約1000万分の1

カジノ(ルーレット)約48%の確率に見えますが、ゼロなどの存在によって長期では必ずカジノ側が勝つ仕組みになっています。

つまりギャンブルは基本的に長く続けるほど負けるように設計されているものです。

パチンコの「勝っている気がする」仕組み

パチンコは少し特殊です。打っていると・小さく当たる・連チャンする・出玉が増える瞬間があるだから「勝った気がする」ことがあります。しかし実際は、台の仕組みは最終的に店が利益を出すように設計されています。分かりやすく言えば小当たりや連チャンで一度出玉が増えても、そのあと深いリーチやハマりが来て、最終的には飲み込まれることが多い。つまり途中で「勝っている瞬間」はあってもトータルでは負けやすい構造です。だからパチンコは「当たることは多いのに負ける」という不思議な感覚が生まれます。

投資の勝率では投資はどうでしょうか。

世界株式の代表的な指数であるS&P500を見ると、長期ではかなり特徴的なデータがあります。

1年単位の勝率

約70%

10年以上保有

元本割れの確率はかなり低い

もちろん短期では下がることもあります。しかし重要なのはここです。

時間を味方にすると勝率が上がる。

これは普通のギャンブルでは起きない現象です。なぜ時間が味方になるのかここで、少し身近な例を考えてみます。例えば10年、20年前の物価を思い出してみてください。

牛丼

ガソリン

外食

多くのものが、当時より今の方が高くなっています。つまり同じお金では同じものが買えなくなっている。これは経済が成長し、企業が利益を積み上げてきた結果でもあります。株式はその企業の集合体です。だから長い時間が経つほど企業は

・商品を売る

・利益を出す

・事業を拡大する

という活動を続けます。その結果、株式の価値も積み上がっていきます。つまり投資とは経済成長の時間を持つことでもあるのです。

投資がギャンブルに見える瞬間

ただし投資にも、ギャンブルのように見える瞬間があります。それは

短期売買

銘柄当てゲーム

テーマ株投機

こういうものです。来週来月という短い期間のチャートはギザギザと上下します。そこで売ったり買ったりすれば、当然運の要素が大きくなります。だから投資がギャンブルのように見えてしまうのです。投資が資産になる理由本来の投資は「どの株が来週上がるか」を当てるゲームではありません。

株式やインデックスは企業の利益経済の成長と連動しています。だから購入した時点から時間が経つほど、当時の価格では買えなくなることが多い。ここがギャンブルとの決定的な違いです。ギャンブルは続けるほど負けます。しかし投資は持ち続けることで元本割れの確率が下がっていく。

この運用期間の詳しい解説は過去の記事に掲載しています。

過去の記事はこちら

だから株式は資産として扱われているのだと、僕は思っています。

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