インゴットは、基本的にネットで購入しています。ネット購入はスムーズですが、即日の振り込みもあるので、現地に行く手間を省くならネット銀行がオススメです。ただし、購入する会社は、どこでもいいわけではありません。必ず「信頼できる会社」から買いましょう。
理由はシンプルです。なぜ信頼できる会社から買うのか?それは信用がある、流通で不利になりにくい、仮に直営店で売れなくても「モノとしての価値」が残る。
貴金属は、最終的に売ることを前提に持つ資産です。買う時点で「出口戦略」を考えておかないと、あとで困ります。
僕が候補として考えるのは、田中貴金属工業、石福金属興業、日本マテリアルのような、名前が通っていて実績のある会社です。ちゃんと刻印で、どこのものか解るインゴットがよいです。
つぎに書類は命です。必ず保管しましょう。インゴットを購入すると、購入証明書・品位証明書、シリアルなどが記載された書類が発行されます。これは絶対に捨てないでください。再発行は基本できません売却時の査定や信用に影響します。インゴット本体だけあっても、書類がないと「扱いが落ちる」ケースが現実にあります。例えば購入時の金額が不明とされる(利益がみえなくなり、かなりややこしくなります)等です。
そして目先のバー起こし代、手数料より支店までの「距離」を重視する。ここ、意外と大事です。将来の売却を見据えて、必ず「直営店に車で行ける距離」の会社を選んでください。理由は3つ。
1.相場急変時、急な売却時に即動ける。
2.大金に代わるものを持ち歩く恐怖感が減る。
2.対面の方が交渉・安心感が段違い。
手数料が数千円安いからといって、遠方の会社を選ぶ意味は正直あまりありません。売る時の安心感は、買う時にしか仕込めない。インゴットは「数字」じゃなく「現物」。株や投信と違って、インゴットは手元にある誰の債務でもない。
極端な話、世界のどこでも価値が通じる、だからこそ、「どこで買ったか」「どう保管してきたか」が、そのまま価値になります。
インゴットはネットで買っていい、ただし会社選びが9割、書類は命、絶対保管手数料より「売りに行ける距離」を優先。貴金属は、派手に増やす資産じゃない。守るための資産。だからこそ、買い方は売り方は地味なくらいがちょうどいいと思っています。
最後に、購入時の金額から離れれば離れるほど、絶対的な安心感ができてくるので、長期保有できるかたにはオススメです。
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